@article{oai:nakamura-u.repo.nii.ac.jp:00000571, author = {山本, 亜衣 and 吉岡, 慶子}, issue = {8}, journal = {中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要, Proceedings of PAMD Institute of Nakamura Gakuen University}, month = {Feb}, note = {【目的】 近年、咀嚼が食欲の抑制やエネルギー代謝の調節に関ることが報告され、肥満との関係について明らかにされてきた。学童期は食習慣の形成、自立期であり、咀嚼行動を含めた食習慣が適切な咬合獲得に深く関与すると考えられる。本研究では児童の咬合力および咀嚼スコアによる咀嚼力の数値化を試み、咀嚼行動を含めた児童の食物摂取状況を調査し、咀嚼力と肥満との関連性を検討した。 【方法】 調査対象は福岡県K小学校の5年生の児童56名とし、Rohrer 指数の算出、腹囲計測、オクルーザーによる咬合力測定、食物摂取頻度調査および欠食、間食、共食状況、咀嚼行動に関する食生活調査を行い、各調査項目の関係について統計解析を行った。 【結果・考察】 児童の肥満および肥満傾向児の割合は、Rohrer 指数より約14%(Rohrer 指数140≧)であった。Rohrer 指数と腹囲との間には正の相関がみられた。児童の食生活調査と咬合力の関係について、咬合力の高い群では間食の摂取頻度が少なく、咀嚼程度が高いとされた。さらに、咬合力の高い群では緑黄色野菜、海藻の摂取量が多い傾向がみられ、摂取食品群と咬合力に関連がみられた。 【結論】 咀嚼行動を含めた食習慣の改善が児童の健全な咬合力および咀嚼機能の発達につながることが示唆され、さらには肥満予防が期待される。}, pages = {23--31}, title = {児童における咀嚼力、食物摂取状況と肥満との関連性}, year = {2016}, yomi = {ヤマモト, アイ and ヨシオカ, ケイコ} }