@article{oai:nakamura-u.repo.nii.ac.jp:00000313, author = {吉岡, 慶子}, issue = {6}, journal = {中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要, Proceedings of PAMD Institute of Nakammura Gakuen University}, month = {Sep}, note = {(要旨)ヒトの食物摂取は「摂食」といい、口腔での食の捕捉にはじまり、咀嚼・嚥下という動的プロセスの中で重要な役割を担っている。加齢による咀嚼・嚥下機能の低下や神経・筋疾患等の後遺症による嚥下困難者のために、適切な食事摂取が求められている。摂食・嚥下障害者および加齢に伴い摂食機能が低下した高齢者は、誤嚥や低栄養状態に陥りやすいため、個人に対応した食事形態を有する高タンパク性食品の摂食を必要としている。中医学食養の観点から、ヒトの摂食および咀嚼・嚥下機能について、口腔内に食べ物を取り込み、咀嚼により唾液と混合され、食塊を形成し、食塊は咽頭へ移送される。これらの生体応答のシグナルを評価し、食受容における食味・食感と食形態が官能評価および嚥下動態に及ぼす影響について、これらの研究一部を概説する。関連研究として、「加圧・加熱食肉ゲルの物理特性と嚥下動態からみた嚥下食への適応性」および「嚥下障害者の摂食における嚥下動態と治療食への展開に関する研究」について考察する。また、漢方薬や香辛料等を研究することによって、嚥下反射を誘発し、嚥下の惹起、スムーズな嚥下といった嚥下機能は、より改善されるであろう。これらの薬膳食への展開により、嚥下食はさらに応用性が高くなると考えられる。}, pages = {29--40}, title = {摂食・嚥下機能における嚥下動態と嚥下食への展開に関する研究}, year = {2013}, yomi = {ヨシオカ, ケイコ} }