@article{oai:nakamura-u.repo.nii.ac.jp:00002687, author = {Ogimoto, Itsuro and 荻本, 逸郎}, issue = {52}, journal = {中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要, Bulletin of Nakamura Gakuen University and Nakamura Gakuen University Junior College}, month = {Mar}, note = {日本人における、野菜摂取の認知症罹患に対する効果を総括するために、システマチックレビューとメタアナリシスを行った。野菜接種を曝露として認知症の罹患または有病のリスクを報告しているものは3件しかなかった。これらのリクス比の固定効果モデルによる加重平均値は0.78で統計学的にも有意に1.0よりも小さかった。研究相互の不均一性は統計学的には明らかではなく、日本人における研究でも野菜摂取が認知症のリスクを抑制するものと考えられる。ただし、使用できた研究報告はエビデンスレベルが高くなく、また曝露情報にバイアスが影響している可能性があるものもあり、より多くの追跡研究による報告に基づく見当が必要と考えられる。 国内では、複数の大きなコホート研究が実施されている。これらから、野菜摂取を含む形の食品摂取習慣、あるいは食品摂取パターンによる認知症リスクの報告は見られるが、単独の食品(群)としての野菜の寄与を評価できるデータはまだ少ない。生活習慣からの予防の可能性を明らかにするために、このような視点からの解析や報告が進められることが重要であると思われる。}, pages = {93--96}, title = {日本における野菜摂取と認知症リスクに関するメタアナリシス}, year = {2020}, yomi = {オギモト, イツロウ} }