@article{oai:nakamura-u.repo.nii.ac.jp:00002389, author = {Tsutsui, Keiko and Hayabuchi, Hitomi and 筒井, 恵子 and 早淵, 仁美}, issue = {9}, journal = {中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要, Proceeding of PAMD Institue of Nakamura Gakuen University}, month = {Mar}, note = {要旨【目的】和食がユネスコ世界無形文化遺産に登録されたことを契機に、一般家庭における和食の見直しと継承が求められている。本研究は、食生活の基礎を培う児童を対象に、イラストを活用した食事調査を行い、米飯や一汁三菜の摂取状況と主食の理解度についての実態把握を目的とした。 【方法】2014年2月に、F県近郊のS小学校の4年生から6年生までの全児童447名を対象に、イラストを活用した自記式質問紙法による食事調査と主食の理解度についての調査を行った。得られたデータは栄養指導支援システムを使って処理し、食事バランスガイドの料理区分の基準により分類後、主食、主菜、副菜などの各料理区分や一汁三菜の出現状況を明らかにし、主食の適正理解ができているかどうかを検討した。 【結果】朝食は夕食よりも主食、主催、副菜、小菜、汁、飲み物の出現率が低率であった。一汁三菜の出現率は朝食1.6%、夕食12.1%といずれも低率であったが、夕食後に間食を摂る児童は約40%存在した。  主食の理解については、主食という言葉は聞いたことはあるものの、実際の自分の食事のなかの主食を正確に把握できていた児童はわずか4.2%であった。 【結論】朝食と夕食において一汁三菜を実践できている者は少なく、夕食後の間食が目立った。また、児童の多くは主食の意味を正しく理解できているとは言い難く、バランスのとれた食事、健全な心身の育成と和食文化継承のための食育の必要性が示唆された。}, pages = {55--62}, title = {児童におけるイラストを活用した食事調査による食生活の実態と主食の理解度の把握}, year = {2017}, yomi = {ツツイ, ケイコ and ハヤブチ, ヒトミ} }