@article{oai:nakamura-u.repo.nii.ac.jp:00000199, author = {治京, 玉記}, issue = {5}, journal = {中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要, Proceedings of PAMD Institute of Nakamura Gakuen University}, month = {Sep}, note = {(要旨) 近年、社会において女性に進出がめざましくなり、それと同時に若年性更年期障害、月経異常や不妊症などが増加傾向にある。漢方薬は、人類が長年にわたる使用経験によってその効能・効果が認められ薬として評価されたものである。漢方薬には、多種多様な成分が含まれ、薬理作用はこれらの含有成分が複雑に作用し発現している。特定の薬理活性に焦点を絞った場合、化学的な医薬品とは異なり単一成分でのその漢方薬のもつ薬理活性を説明することは非常に難しい。 しかし、漢方薬が広く普及するにつれて、薬理活性の作用機序に関する科学的根拠となるデータが集積され、徐々に有効成分の発見や作用機序の様態が見いたされるようになってきた。その代表例として、六君子湯のグレリン分泌促進作用がある。これまで、数ある漢方薬の効能・効果の研究において、細胞を用いたinvitro レベルでの報告しかなされていなかったのに対し、六君子湯の研究では、初めてラットを用いたin vivo レベルでの報告がなされている。一方、排卵障害による月経異常・不妊症治療に用いられている温経湯の効能・効果については、疫学研究やin vitro レベルでの研究しかなされていないため、その作用部位や作用機序は明らかにされていない。本総説では、温経湯の効能・効果に対する研究経緯と今後の漢方薬の発展について述べる。}, pages = {5--20}, title = {黄体形成ホルモン(LH)分泌促進作用に対する温経湯の効果}, year = {2012}, yomi = {ジキョウ, タマキ} }