@article{oai:nakamura-u.repo.nii.ac.jp:00000197, author = {内山, 文昭}, issue = {5}, journal = {中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要, Proceedings of PAMD Institute of Nakamura Gakuen University}, month = {Sep}, note = {(要旨) 食品の摂取後の生体応答は、肥満などの疾患ではエネルギー摂取、エネルギー貯蔵、エネルギー消費における量的なエネルギーバランスの制御と健康になるための食品成分による適切な生理機能の惹起に関与している。両者は生体にとって独立した現象ではなく、食品を摂取したときの外部環境因子の1つとして末梢器官で感知されて、その信号が中枢に伝達され、他の様々な外部環境因子の情報と個体の保有する記憶が統合されて、中枢神経系から末梢神経系、内分泌系を介して特定の方向性を有する生体応答を引き起こしている。視床下部は中枢神経系での情報の統合と末梢神経系および内分泌による情報伝達の中継基地の役割を担っている。その結果、視床下部には体温の制御、下垂体ホルモンの分泌制御、浸透圧の制御、摂食行動、飲水行動、性行動、睡眠、情動行動などの中枢となっており、それらが相互作用している。 本総説では、食品の多成分化学物質が視床下部と末梢器官の相互作用ループにおいて生理機能が惹起されることについて考察する。}, pages = {1--4}, title = {食品の多成分系生体応答機構}, year = {2012}, yomi = {ウチヤマ, フミアキ} }